森永乳業プレスリリース

「ビフィズス菌MCC1274」の研究において 第10回日本認知症予防学会「浦上賞」受賞

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森永乳業は、認知機能改善作用が期待できる「ビフィズス菌MCC1274(Bifidobacterium breve MCC1274)」 を発見し、その認知機能改善作用について、研究を重ねてまいりました。そして、昨年実施した軽度認知障害の方を対象としたプラセボ対照二重盲検並行群間試験(RCT試験※1)において、顕著な認知機能改善作用が確認されました。この度、その研究成果を6/24(木)~6/26(土)に開催された、第10回日本認知症予防学会学術集会にて、演題「軽度認知障害の疑いのある方のビフィズス菌摂取による認知機能改善作用に関する検証」として発表いたしました。その結果、優秀演題賞である「浦上賞」を受賞いたしましたので、ご報告いたします。なお、これまで「浦上賞」は主に大学や公的研究機関並びに病院などからの研究発表に対して授与されてきましたが、今回は、当社が唯一の民間企業として受賞いたしました。



     基礎研究所 勝又副室長(左)

1.学会概要
 日本認知症予防学会は、2011年4月に認知症予防に関連する諸分野の科学的研究の進歩発展をはかり、その成果の社会還元ならびに認知症予防の実践活動の普及を目的として、設立されました。鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座環境保健学分野の浦上克哉教授が代表理事を務めています。今年で設立10周年を迎え、現在の会員数は2300名を超える学会です。
2.賞の概要
 本学術集会では、一般演題として、口演およびポスターにて発表を行います(第10回大会はコロナウイルス対策の関係で口演発表のみ)。すべての発表に対して座長と評価委員が聴講後に評価を実施します。その結果、優秀な成績を収めた発表には、優秀演題賞として「浦上賞」が授与されます。


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