森永乳業

ベトナム教育訓練省トアンザオ郡へ給食調理施設を寄贈し、子どもたちの健康・栄養改善に貢献 | ニュースリリース | 森永乳業株式会社

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2024年04月16日

サステナビリティ経営の実現を目指す森永乳業グループ
ベトナム幼稚園給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」第1期の取り組みとして

IMGL6792給食調理施設の引き渡し式の様子

 森永乳業は、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(以下、WVJ)※1と子どもたちの健康・栄養改善への貢献を目的にベトナム幼稚園給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を2023年5月より開始しています。この度、第1期プログラム(2023年5月~2024年4月)の取り組みとして、トアンザオ郡の幼稚園2園内にそれぞれ衛生環境を整えた給食調理施設の建設が完了し、ベトナム教育訓練省トアンザオ郡に寄贈したことをお知らせいたします。4月11日には、ベトナム政府関係者を含むプログラム関係者などが参加し、支援先幼稚園において給食調理施設の引き渡し式を挙行いたしました。

 第2期プログラム(2024年6月~2025年5月)では、新たな支援先として同郡内の3園を対象に加え、計6園を対象とし、取り組みを拡大します。第1期の支援先3園については、引き続き子どもたちの健康・栄養状態やスタッフの栄養・衛生に関する知識やスキルのモニタリングやフォローアップを行います。また第1期から継続し、WVJ との連携を通じて、チャイルド・スポンサーシップ・プログラム(地域開発プログラム) ※2 に参加し、支援先幼稚園の子どもたちとの交流を深め、健康と栄養状態の改善に向けた支援を行ってまいります。

◆支援の背景

 「Smiles & Health for Children」の事業地となるディエンビエン省トアンザオ郡は、首都ハノイから北西へ約570kmの場所に位置する山岳地域で、貧困率が50%※3と高く、栄養不良の子どもの割合が多いことも報告されています。また、当事業地では、幼稚園の調理施設の衛生環境や栄養に関する知識には課題があると言われており、調理施設の衛生面の改善と栄養啓発の両面から、子どもたちの健康・栄養状態の改善が求められています。

 当社は、森永乳業グループ10 年ビジョンにおいて 2029 年3月期までに「海外売上高比率15%以上」を達成することを目標にしています。ベトナムには、生産、販売拠点を設け、海外事業においても注力する国の1つです。また、サステナビリティ中長期計画2030で掲げるテーマの一つ 「食と健康」の中で、「健康への貢献」として (森永乳業グループならではの、かつ高品質な価値をお届けすることで、3 億人※4の健康に貢献するという目標を実現すべく、地域の健康・栄養の課題解決に貢献したいと考えています。

 当社は、2023年5月より、WVJとともにベトナムのトアンザオ郡トアンザオ地域開発プログラムにおいて子どもたちの健康・栄養状態の改善に向けて幼稚園給食支援プログラム「Smiles & Health for Children」を開始し、同群の幼稚園における給食提供の基盤整備と、教員や保健スタッフの栄養・衛生に関する知識向上やスキル強化に取り組んでいます。本取り組みは、日・ベトナム外交関係樹立50周年を記念した認定事業に選出されています。

※1 ワールド・ビジョン(WV)は、約100カ国で活動する世界最大規模の国際NGOであり、世界の子どもたちのために、「開発援助」「緊急人道支援」「アドボカシー」の3つを柱に活動しています。日本事務所であるワールド・ビジョン・ジャパンは1987年に設立されました。
※2 途上国の子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを目指し、水衛生、保健・栄養、教育等の地域の課題に取り組む支援プログラム
※3 出典:Nutrition Measurement in June 2022 conducted by WVベトナム
※4 健康課題に配慮した商品の2021年度~2030年度の対象商品のお届け見込み人数、及び当社提供の健康増進・食育活動への参加見込み人数をリーチ数(人数)として計算

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